要約
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OPNA音源のハードウェアLFOの指定を行なうMMLです。
OPNA音源パートでのみ利用可能です。
表記
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M{ch}H*1,*2,*3,*4[,*5]
オプション
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パラメータ 意味 範囲 省略値 ch チャネル P, Q, R, S 不可 *1 遅延 0~128 不可 *2 FREQ 0~7 不可 *3 PMS 0~7 不可 *4 AMS 0~3 不可 *5 シンクロ 0, 1 1
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LFOは同時に4種まで動作します。
動作はLFOチャネルで管理され、どのLFOチャネルを使用するかchで指定します。
チャネルはch1=P,ch2=Q,ch3=R,ch4=Sとして指定します。
- 遅延
キーオンされてから処理を開始するまでの遅れを音長で指定します。
例えば「4」と指定した場合はキーオン後、4分音符分経過後に効果が始まります。
遅延なしを指定する場合は 0 と指定します。 - FREQ
LFO周波数を指定します。 - PMS
PMS(Picth Modulation Sensitivity)の指定を行います。
このパラメータに 0 以外を指定することでビブラートの効果が得られ、0 の場合はビブラートはかかりません。 - AMS
AMS(Amplitude Modulation Sensitivity)の指定を行います。
このパラメータに 0 以外を指定することでトレモロの効果が得られ、0 の場合はトレモロはかかりません。
FM音源音色定義(OPNA)にて、AMが1であるスロットに対して効果があります。 - シンクロ
キーオンと同期して動作させるかの指定を行います。- キーオン非同期
- キーオン同期
解説
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FMP7のOPNA音源パートはパートごとに独立したハードウェアLFOの指定が可能です。
ただし、ハードウェアLFOは同一パートに複数指定することは出来ません。
複数のLFOチャネルに同時に指定された場合は最後の指定のみ有効となります。 -
本コマンド指定後すぐにLFOの動作が始まります。
すぐに動作させたくない場合など、動作の変更はLFOスイッチ『 S{ch} 』で行います。
備考
- LFOの停止/開始の制御は本コマンドのPMS/AMSではなく、なるべくLFOスイッチ『 S{ch} 』を利用して下さい。
注意
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OPNA音源パートでのみ使用可能です。
OPM音源パートで指定した場合はLFO(OPM)『 M{ch}H 』の意味となり、オプションも異なります。
用例
- ビブラート効果
MPH8,3,6,0