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FMC.dllとは

Windows環境で動作するFMP7用のMMLコンパイラエンジンです。
FMPv4のMML記述をベースに多パート対応を行っています。

動作環境

動作OS

以下のOS環境にて動作します。

  • Windows XP
  • Windows Vista
  • Windows 7

エディションの違いや、32/64bitいずれの環境でも動作するように作成されています。
上記以外のOSでは動作保証は出来ません。

必要ライブラリ

システムライブラリ

独自ライブラリ

  • dllのため単独での実行は行えません。FMC7.exeなどから呼び出す形で利用することとなります。
    「common_resrc.dll」も必要です。

オプション

コンパイル時のデフォルト動作を指定します。

about…

プログラムのバージョンや、コピーライトなどが表示されます。
「FMP7」のロゴをクリックすることで、サポートサイトにアクセス出来ます。

パス指定

  • インクルード検索パス
    インクルードファイルのデフォルト検索パスを指定します。
    ここで指定されたパスを順に検索します。検索は表示の上から順に行われます。
    検索パスの優先順位を変更したい場合は「上へ」「下へ」のボタンを使って上下を変更して下さい。

エラー処理

エラー・ワーニングに関する処理の指定を行います。

エラー後の動作

エラー発生時の動作を以下の中から選択します。

  • 処理を続行する
    エラーが発生した場合でもコンパイルを中断せずに最後まで処理を続けます。一度エラーが発生した後はMMLが正しく評価出来ない場合もあり、正確でないエラーメッセージが出力される場合があります。
  • 処理を中断する
    エラーが発生した場合はその時点でコンパイルを中断します。常に一番始めに見つかったエラーのみ表示されます。

ワーニング

ワーニング発生時の動作を指定します。

  • ログに出力する
    ワーニングが発生した場合もメインウィンドウに表示を行います。
    通常はこの状態で利用して下さい。
  • エラー扱いとする
    ワーニングをエラーとして処理します。
    ワーニングが1つでもあればエラーと同じ扱いとなり、オブジェクトファイルの出力は行われません。
  • 旧形式の記述をワーニングとして出力
    互換表記のMMLの記述をワーニングとして扱います。

その他

コンパイル前に出力ファイルを削除する

  • コンパイルの開始前に、前回の出力ファイルが存在した場合に削除を行います。エラーが発生した場合には出力ファイルが存在しない状態となり、コンパイルの可否をファイルの存在でもチェックが可能となります。

更新履歴

7.08p

  • LFO未使用時のLFOスイッチコマンドに対するチェック廃止

7.08n

  • ワーニングメッセージの表示が正しく行われていなかった(EXP)

7.08k

  • PitchOctaveKeepのオプション指定に「0/1」を必須とした(骨折飲料)

7.08i

  • OPMのハードウェアLFOの波形情報が正しく出力されていなかった(ゆみ)

7.08g

  • OPMコア用MML対応版

7.07c

  • debug用メッセージ出力を削除(Nekopong)
  • 連符処理で音符・休符以外が記述されていた場合に全体音長が正しく計算されない場合があった
  • 「R」コマンドをカウント計算から除外出来るオプションを追加
  • 装飾音符MML実装
  • トーンベンドMML実装(hally)
  • ノイズ相対指定MML追加
  • ノイズLFO指定MML追加(s.ueno)
  • 設定値スタックMML実装
  • yコマンドMML実装
  • PL>,PC>,PR>コマンド廃止(ume-3)

7.01d

  • コンパイルオプション追加(VolumeExtend/PitchOcatveKeep)
  • LFO命令がない状態でLFOスイッチ/ディレイが指定された場合にエラーとする
  • 三角波/パルス波パラメータ変更
  • のこぎり波対応
  • 「P(」コマンドのバグ修正

7.00

  • β公開

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