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装飾音符

.

要約

  • 装飾音符の動作を擬似再現するMMLです。

表記

  • $ *1 *2 *3
    

オプション

  • パラメータ 意味 範囲 省略値
    *1 開始音階 音階指定 不可
    *2 長さ 1~128 32
    *3 接続指定 &, _ 不可
  1. 開始音階
    装飾する音階を指定します。
    以下のコマンドが指定可能です。

  2. 長さ
    装飾音階の長さを音長で指定します。
    省略した場合は32分音符となります。
  3. 接続指定
    開始音階と次の音階をどのようにつなぐかを指定します。

    • &
      開始音階と次の発音音階をタイでつなぎます。
    • _
      開始音階と次の発音音階をピッチベンドでつなぎます。
      タイの時よりも滑らかに音が変化します。

解説

  • 装飾音符を擬似的に再現するコマンドです。
    メロディーなどに抑揚を持たせ、アクセントのある音を表現する際に利用します。
  • 開始音階と次の音階を接続指定でつなぎ、1つの音として扱います。
  • 次の音階の発音音長は、装飾音符の音長を引いた長さの発音音長に自動調整されます。
    音長には付点『 . 』の指定も可能です。

備考

  • 本コマンドはマクロとして動作しコンパイル時に展開されます。
    展開例は用例を参考にして下さい。

注意

  • 発音音長が本コマンドで指定された長さより短い場合は、本コマンドではなく次の音階コマンドでエラーとなります。
  • 本コマンドはFMC7 ver7.05以降で使用可能です。

用例

  1. タイ(&)を接続指定とした場合
    $c& d4
    

    ↓(展開)

    c32& d4˜32
    
  2. ピッチベンド(_)を接続指定とした場合
    $c_ d4
    

    ↓(展開)

    c32_d& d4˜32
    

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