要約
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FM音源の音色データの定義を行います。
過去のOPN音源用のデータ活用のための互換性のある定義形式です。
表記
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'@ F No '@ AR,DR,SR,RR,SL,TL,KS,ML,DT '@ AR,DR,SR,RR,SL,TL,KS,ML,DT '@ AR,DR,SR,RR,SL,TL,KS,ML,DT '@ AR,DR,SR,RR,SL,TL,KS,ML,DT '@ AL,FB
オプション
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パラメータ 意味 範囲 省略値 No 音色番号 0~255 - AR Attack Rate 0~31 - DR Decay Rate 0~31 - SR Sustain Rate 0~31 - RR Release Rate 0~15 - SL Sustain Level 0~15 - TL Total Level 0~127 - KS Key Scale 0~3 - ML Multiple 0~15 - DT Detune 0~7 - AL Connection 0~7 - FB Self Feedback 0~7 -
解説
- FM音源の音色定義を行います。’@は複数行に渡って記述することが可能で、改行は区切りと同等と見なされます。
- 各パラメータの意味や動作についてはFM音源の資料を参照してください。
備考
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FMP7はFM音源の音量コントロールにTLパラメータを使用しません。
音量『 v 』コマンドで最大としてもTLパラメータに指定された値以上の音量とはなりませんので、注意してください。
注意
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この定義方法は互換性のために残されています。
新しく定義を行なう場合は必要なパラメータがすべて定義出来るFM音源音色定義(OPNA)を利用して下さい。 - 同じ音色番号を複数回定義した場合には一番最後に定義されたデータが有効となり、ワーニングが出力されます。
用例
- 途中にコメントを入れた例
'@ F 3 AR DR SR RR SL TL KS ML DT '@ 18, 2, 3, 7, 1,33, 2, 1, 3 '@ 10, 4, 1, 2, 0,71, 3,12, 0 '@ 10, 2, 3, 6, 0,49, 2, 4, 5 '@ 12, 1, 0, 5,10, 0, 3, 1, 0 '@ 2,7