要約
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異なるFM音源音色をモーフィングさせるMMLです。
OPNA音源パート、OPM音源パートでのみ利用可能です。
表記
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_@ *1,*2[,*3,*4,*5,*6]
パラメータ 意味 範囲 省略値 *1 目標音色 0~255 不可 *2 speed 0~65535 不可 *3 シンクロ 0, 1 1 *4 ループ 0, 1, 2 0 *5 wait1 0~65535 0 *6 wait2 0~65535 0
オプション
- 目標音色
変化先の音色番号を指定します。 - speed
変化の速度を指定します。値が大きくするとゆっくり変化します。 - シンクロ
処理をキーオンと同期して行なうか指定します。- キーオン非同期
- キーオン同期
- ループ
繰り返し処理の指定を行います。- ループなし
目標音色に変化終了した時点で動作が止まります。 - 折り返し
現在音色→目標音色→現在音色と変化した後、動作が止まります。 - 無限繰り返し
2つの音色間を無限に変化させ続けます。
- ループなし
- wait1
目標音色に変化した時点の待ち時間を指定します。
ループ指定がされている場合に意味も持ち、待ち時間の指定がない場合はすぐに次の変化に移ります。 - wait2
現在音色に戻った時点の待ち時間を指定します。
無限繰り返しの場合に意味も持ち、待ち時間の指定がない場合はすぐに次の変化に移ります。
解説
- 音色切替(FM)『 @ 』コマンドに続けて指定し、2つの音色をモーフィングさせます。
- 変化の速度はspeedで指定します。値が大きくなるほど処理速度がゆっくりとなります。
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モーフィング処理は本コマンドで指定された次の発音から有効となります。
処理は目標音色に変化した時点で終了となりますが、ループ指定により継続します。
備考
- 処理は約5msec間隔の独立したタイマで行われており、曲のテンポやクロック指定に影響を受けず非同期に動作します。
注意
- 一度に多くのパラメータの変化が発生する場合、ノイズが発生する場合があります。
- 本コマンドはFMC7 ver7.07以降で使用可能です。
用例
- モーフィングを利用したハイハット
'A0 @1_@2,4,1 o7 [r8c8]8 '@ FA 1 '@ 31, 0, 0, 0, 0, 3,0,15,0,0 '@ 31,15, 4, 0, 7, 0,0,15,0,0 '@ 31, 0, 0, 0, 0, 0,0,12,0,0 '@ 31,21,16, 8, 7, 0,0, 2,0,0 '@ 4,7 '@ FA 2 '@ 31, 0, 0, 0, 0, 3,0,0,0,0 '@ 31,15, 4, 0, 7,75,0,0,0,0 '@ 31, 0, 0, 0, 0,32,0,0,0,0 '@ 31,21,16, 8, 7,10,0,0,0,0 '@ 4,7
- ワウ的な利用
'A0 v80@1_@2,60,0 [edee(20
)20]8 '@ FA 1 '@ 31,16, 0, 5, 1,24,2,1,0,0 '@ 31, 5, 2,15, 0, 0,1,1,0,0 '@ 31,16, 0, 5, 2,24,2,4,0,0 '@ 31, 5, 2,15, 0, 0,1,1,0,0 '@ 3,7 '@ FA 2 '@ 31,16, 0, 5, 1,68,2,1,0,0 '@ 31, 5, 2,15, 0, 0,1,1,0,0 '@ 31,16, 0, 5, 2,68,2,4,0,0 '@ 31, 5, 2,15, 0, 0,1,1,0,0 '@ 3,7