要約
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連符を指定するMMLです。
本コマンドを利用することでクロックカウントを意識することなく連符を指定することが出来ます。
表記
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{ *1 } *2
オプション
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パラメータ 意味 範囲 省略値 *1 連符データ MML 不可 *2 長さ 1~128 指定値
- 連符データ
連符中に記述可能なMMLコマンドは以下の通りです。- 変化記号『 +, -, = 』、オクターブ『 o 』、相対オクターブ『 <, > 』、音符『 c, d, e, f, g, a, b 』
- 休符『 r 』
- 移調『 K 』
- タイ『 & 』、スラー『 ˆ 』
- 音量『 v 』、相対音量『 (, ) 』、省略値(相対音量)『 lv 』
- 省略値(相対テンポ)『 lT 』、テンポ『 T 』、相対テンポ『 T), T( 』
- ディチューン『 D 』、相対ディチューン『 D), D( 』、省略値(相対ディチューン)『 lD 』
- ピッチベンド『 _ 』
- LFO(ビブラート)『 M{ch}V 』、LFO(トレモロ)『 M{ch}T 』、LFO(ワウ)『 M{ch}W 』、LFO(パン)『 M{ch}P 』、LFO(ノイズ)『 M{ch}N 』、LFOディレイ『 D{ch} 』、LFOスイッチ『 S{ch} 』、LFO(OPNA)『 M{ch}H 』、LFO(OPM)『 M{ch}H 』
- 音色切替(FM)『 @ 』、音色切替(SSG)『 @ 』、音色直接変更(OPNA)『 y 』、音色直接変更(OPM)『 y 』、音色切替(PCM)『 @ 』
- エンベロープ(ソフトウェア)『 E 』、エンベロープ(ハードウェア)『 EH 』
- ゲートタイム(パーセント)『 Q 』、ゲートタイム(カウント)『 q 』
- パンポット『 P 』、相対パンポット『 P), P( 』、省略値(相対パンポット)『 lP 』
- ミキサー『 m 』
- ノイズ(SSG)『 w 』、ノイズ(OPM)『 w 』
- 長さ
連符全体の長さを音長で指定します。
解説
- 連符の指定を行います。
- 連符データ中に指定された音長の指定は無視され、本コマンドで指定された長さを有効な音符、休符で割った音長に置き換わります。
- 何連符でも指定できますが、連符内の音符が音長よりも多い場合はコンパイルエラーとなります。
用例
- 4分音符の3連符
{ceg}4
- 各種コマンドを併用した5連符
{o4@1v80ceg>@2v110df+}4