要約
- PWIファイル中で定義されたPCM定義を本定義にてMML中で指定する音色番号とひも付けます。
表記
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'@ P No,"file",i*1[,ds*2,de*3,ls*4,le*5,r*6,fl]
オプション
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パラメータ 意味 範囲 省略値 No 音色番号 0~255 - “file” PWIファイル名 - 不可 i*1 インデックス番号 0~65535 不可 ds*2 データ開始アドレス 0~0x3FFFFFFF PWI定義値 de*3 データ終了アドレス 0~0x3FFFFFFF PWI定義値 ls*4 ループ開始アドレス 0~0x3FFFFFFF PWI定義値 le*5 ループ終了アドレス 0~0x3FFFFFFF PWI定義値 r*6 再生周波数補正 0~96000 PWI定義値 fl ループ再生フラグ - PWI定義値
- No
音色番号を指定します。PCMパートではこの番号で定義された音色を利用することが出来ます。 - “file”
利用したいPCMデータがリンクされているPWIファイル名を指定します。 - i*1
指定したPWIファイルの何番目のPCMデータを使用するかを*1で指定します。 - ds*2
データ開始アドレスを変更する場合に*2で指定します。 - de*3
データ終了アドレスを変更する場合に*3で指定します。 - ls*4
ループ開始アドレスを変更する場合に*4で指定します。 - le*5
ループ終了アドレスを変更する場合に*5で指定します。 - r*6
再生周波数補正を変更する場合に*6で指定します。 - fl
ループ再生を行うよう変更したい場合に指定します。
解説
- PCM音源はPWI形式でリンクされたPCMデータを音色番号として登録することで利用が可能となります。
- 省略可能なパラメータはPWIファイル中に定義されている初期値で演奏がされます。
備考
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PWIファイルは複数利用することが可能で、選択されたPCMデータは1データずつ演奏時にロードされます。
データの定義情報を再定義することで定義情報とは違ったPCMデータを音色として登録することも可能です。
注意
- “file”にはパスを含めた指定を行うことは出来ません。
用例
- 複数のPWIから音色定義
'@ P 0,"file1",i0 '@ P 1,"file1",i1 '@ P 2,"file2",i0 '@ P 3,"file2",i5
- ループ指定
'@ P 0,"file1",i0,ls24,le255,fl