要約
- 演奏データを記述するチャンネルです。
表記
-
'*1*2
オプション
-
パラメータ 意味 範囲 省略値 *1 パート名 A-Z 不可 *2 インデクス 0-9 0
- パート
パートを構成する任意のアルファベット大文字1文字 - インデクス
パートを補助する0~9の数字1文字
解説
-
パートを指定し、演奏データの記述を行います。
パートの詳細はパート表記を参照して下さい。 - MML記述チャンネルは ‘ から始まり、続けてパートを指定します。
-
パートはパート音源属性指定で予め音源種別が割り当てられている必要があります。
未定義の場合はコンパイルエラーとなります。 - パート名の後に空白またはタブを置き、その後に演奏データを記述します。
-
同じ演奏データのパートは列挙することができ、複数パート一度に同一の演奏データを指定できます。
'A0A1 o4cdefg
-
インデクスだけを列挙した場合、2回め以降のパート名を省略できます。
その場合は直前で指定されたパート名が繰り返し指定したことになります。'A01 o4cdefg
この場合は以下のような意味となります。
'A0A1 o4cdefg
備考
- 音源種別の指定は、パート音源属性指定で行ないます。
-
過去の互換性のため、インデクスの省略がされた場合は 0 が指定されたものとして動作します。
両者は同じ意味の記述です。'A o4cdefg
'A0 o4cdefg
注意
- パート名を範囲で指定することは出来ません。
用例
- パート名列挙
どちらも同じ意味の記述です。'A0B0C0 cdefg
'A0 cdefg 'B0 cdefg 'C0 cdefg
- パート名省略
どちらも同じ意味の記述です。'A012 cdefg
'A0 cdefg 'A1 cdefg 'A2 cdefg
- より複雑な指定
どちらも同じ意味の記述です。'A01B0 cdefg
'A0 cdefg 'A1 cdefg 'B0 cdefg
- 範囲での指定は出来ない。
いずれもコンパイルエラーとなります。'A0-2 cdefg
'A0-A9 cdefg 'P0-S9 cdefg