要約
- MML記述チャンネルに、どの音源を割り当てるかの指定を行います。
表記
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'{ Part*1=*2 }
オプション
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パラメータ 意味 範囲 省略値 *1 音源種別 OPNA/OPM/SSG/PCM 不可 *2 パート A0~Z9 不可
- 音源種別
- OPNA
4opFM音源(OPNA相当仕様)となり、OPNA音源パートとして処理されます。 - OPM
4opFM音源(OPM相当仕様)となり、OPM音源パートとして処理されます。 - SSG
PSG相当の音源を指定します。SSG音源パートとして処理されます。 - PCM
PCM音源を指定します。PCM音源パートとして処理されます。
- OPNA
- パート
パート表記の記述ルールに従い、音源種別の割り当てを行なうパートを指定します。
範囲として指定することが可能です。
解説
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パートに対して処理対象とする音源属性の指定を行います。
すべてのパートは初期状態では未割り当て状態であるため、必ずどの音源としてコンパイルさせるかの指定を行う必要があります。 - 指定可能な形式はパート表記の記述ルールに従って下さい。
- 多数のパートを一度に指定する場合は範囲として記述出来ます。
備考
- 音源種別「OPM」はFMC7 ver7.08g以降で指定可能です。
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パート数は全体で64パートまでが演奏されます。
各音源ごとの最大パート数は32パートとなります。 - OPNA音源パートの指定の旧表記として FM4 も指定可能です。
注意
- FMP7の演奏可能なパート数を超えてコンパイルしたデータも作成可能ですが、演奏可能パートまでしか実際には演奏されません。
用例
- それぞれ音源パートを定義
'{ PartOPNA=A0-B9 PartSSG=S0-S9 PartPCM=P0-P9Z0-Z9 }
- 列挙指定と範囲指定
どちらも同じ意味の定義内容です。'{ PartOPNA=A0A1A2A3A4A5 }
'{ PartOPNA=A0-A5 }