要約
- 発音する音の大きさを指定するMMLです。
表記
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v *1
オプション
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パラメータ 意味 範囲 省略値 *1 大きさ 0~127 不可
- 大きさ
発音の音量を指定します。0で無音、127で最大音量となります。
解説
- 音量の指定を行います。
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無音を含めて128段階の指定が可能です。
ただし、無音状態については注意の項目も参照下さい。
備考
- 音量計算は約0.5dB単位での変化となります。
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FMP7の音量管理は音源の音量に関係するパラメータを変更するのではなく、生成されたデータに対して補正する形で行われます。
よって、どの音源でも同じ音量管理となっています。 -
FM音源パートの場合は音色定義中のTLパラメータも音の大きさに影響を与えます。
TLパラメータで指定されている以上に大きな音量とすることは出来ません。 - 音量テーブル指定も動作に影響を与えます。
注意
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FMP7ではOPNA音源、OPM音源の音色定義中のTLパラメータを本コマンドで変化させることはありません。
最大音量を指定しても音が小さいと感じる場合は音色定義も調整して下さい。 - 音量テーブル指定に 0 を指定している場合は本コマンドで 0 を指定して無音としても音が聞こえる場合があります。
用例
- 音量を70にします
v70