要約
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付点音符の指定を行ないます。
単独での指定は出来ません。
表記
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付点数 意味 . 音長を1.5倍 .. 音長を1.75倍 … 音長を1.875倍 :
解説
- 音長の後に付加することで指定の音長を1.5倍します。
- 重ねて指定可能で、重ねた分1.5倍ずつ音長が長くなります。
備考
- 音階『 c, d, e, f, g, a, b 』の直後に指定した場合は省略値(音長)『 l 』を1.5倍します。
- 付点を2つ以上指定する場合はクロックカウントの動作原理をよく理解した上で使用して下さい。
注意
- カウント数が割り切れない場合は期待した音長とはならず、ワーニングが出力されます。
用例
- 付点と変化記号の記述順
c+4. ○ コンパイル可 c+. ○ コンパイル可 c.+ × エラー c4+. × エラー c.4 × エラー c4.+ × エラー
- 付点とカウント数(ClockCount=192)
c4. 48 + 24 = 72 c4.. 48 + 24 + 12 = 84 c1. 192 + 96 = 288 c64. 3 + 1 = 4 ワーニングが出力される