要約
- MML記述チャンネルで使用するエイリアスの定義を行います。
表記
-
'% *1 *2
オプション
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パラメータ 意味 範囲 *1 名称 任意の文字 *2 MMLデータ 任意のコード
- 名称
エイリアス名を指定します。
空白以外の任意の文字列を指定することができ、文字数や登録個数に制限はありません。
アルファベットの大文字/小文字も区別します。 - MMLデータ
文字数に制限はありませんが、複数行に渡っての定義を行なうことは出来ません。
MMLデータ中にさらにエイリアスを記述することも可能ですが、同じ定義名称をネストさせて記述した場合には、エイリアス使用時にエラーとなります。
解説
- まとまったMMLに名称をつけて定義すると、MML記述の際には名称を用いるだけで定義したMMLが記述されたことと同様に扱われます。
- MML作成の手間を軽減する目的や、まとまったMMLに意味を持たせ記述を見やすくする場合などに利用します。
備考
- 名称とMMLデータは空白で区切り必要があります。
注意
- 同じ名称を再定義した場合にはコンパイルエラーとなります。
用例
- ドラムパターンをエイリアス定義
'% bd @0 PC o5c4 '% sd @4 PC o5c4 '% tom.h @16 PL o5c '% tom.m @16 PC o4g '% tom.l @16 PR o4c
MML記述中での利用方法
'F0 %bd %sd %bd r %tom.h %tom.m %tom.l
- 名称のネスト
「sample」定義中で「%sample」が使用されているが、定義時はエラーとはならない'% sample @0 o4 cde %sample
使用時にエラーとなる
'F0 %sample