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エンベロープ定義(拡張)

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要約

  • 音量に時間的変化を与えることで音色に変化を加えます。
    厳密には音色定義ではありませんが、本マニュアルでは音色定義チャンネルとして扱います。

表記

  • '@ EX No,SV,R1,V1,R2,V2,R3,V3,R4,V4,R5,V5,R6,V6
    

オプション

  • パラメータ 意味 範囲 省略値
    No 定義番号 0~255 不可
    SV Start Level 0~255 不可
    R1~6 変化量 0~255 不可
    V1~6 目標音量 0~255 不可
  1. Start Level
    キーオンの発音音量の指定を行います。値が大きいほど大きな音量となります。
  2. 変化量
    変化量を指定します。値が大きいほど変化が早くなります。
  3. 目標音量
    指定された音量に達すると次の変化に遷移します。

解説

  • 変化量と目標音量の組み合わせで指定します。
  • 全部で6回の変化を指定することが可能となりますが、R6とV6のみキーオフ時に参照されるパラメータとなります。
  • 上げ・下げは自由に組み合わせることが出来るため、変化のある特殊なエンベロープの利用が可能となります。
  • 変化量を 0 とすると、それ以降の遷移は行われません。
  • パラメータの省略は出来ません。常にすべて指定する必要があります。

備考

  • SSG音源、PCM音源にて利用が可能です。
  • 音量の制御は、SSG音源部では16段階、PCM音源部では128段階で行われます。

注意

  • エンベロープ定義(互換)と定義番号を重複させることは出来ません。
    重複した番号で定義された場合にはコンパイルエラーとなります。

用例

  1. エンベロープの定義
    '@ EX 0,200,255,255,10,200,2,150,2,200,2,100,1,0
    

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