要約
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指定された外部ファイルを記述位置に挿入します。
音色定義などを外部ファイル化し、共通で使いたい場合などに利用します。
表記
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'< *1 >
オプション
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パラメータ 意味 省略値 *1 ファイル名 不可
- ファイル名
挿入する外部ファイル名を指定します。
解説
- 指定されたファイルをインクルード(挿入)します。ファイル名は拡張子まですべて判断されます。
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インクルード中でさらにインクルードを行うネスティングも可能です。
ネスティング数に制限はありません。 - ファイル名の記述の仕方で2通りの動作となります。
カレントディレクトリが『D:¥MMLdata』、検索パスに『D:¥FMP¥Include』が指定されているものとします。- 先頭がピリオドで始まる場合
'<.test.mhi>
MMLファイルと同じディレクトリにあるファイル『D:¥MMLdata¥test.mhi』がインクルードされます。インクルード検索パスは参照されません。
- 先頭がピリオドでない場合
'<test.mhi>
インクルード検索パスで指定されたディレクトリを順に検索し、一番始めに見つかったファイル『D:¥FMP¥Include¥test.mhi』がインクルードされます。
- 先頭がピリオドで始まる場合
備考
- 拡張子を省略した場合は「.mhi」を付加してファイルの検索を行います。
注意
- 同じインクルードファイルをネストさせた場合にはコンパイルエラーとなります。
用例
- 共通音色ファイルをインクルード
'<tpi¥MyTone.tpi>
- カレントディレクトリのファイル「SubDefine.mhi」をインクルード
'<.SubDefine>