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exMXDRVとは

mdx形式の演奏データをFMP7で扱うためのaddonドライバです。

 

動作環境

FMP7.exeから呼び出されることが前提となり、addonディレクトリ直下に配置することで動作します。
他のディレクトリに置いて動作させることは出来ません。
演奏には以下のDLLが必須となります。同じディレクトリに置いて下さい。

mxdrv.dll

Windows上でMXDRVのデータ演奏が可能となります。
GORRY氏のページよりdownload可能です。
ver2.00a以降を利用して下さい。
X68000上には様々なmxdrv/クローンドライバが存在し、ver2.00aはmxdrv 2.06+17 Rcl.X5-Sを元に作成されています。
本バージョンで演奏が出来ないデータはFMP7でも演奏が行えません。

x68sound.dll

Windows上でX68000のサウンド環境を実現します。
m_puusan氏のページよりdownload可能です。
20020615版を利用して下さい。

利用させて頂いた各プログラムの作者に感謝します。

 

オプション

about…

プログラムのバージョンや、コピーライトなどが表示されます。
「FMP7」のロゴをクリックすることで、サポートサイトにアクセス出来ます。

以下のライブラリを使用しています。
 Anti-Aliasing Font Generator Copyright ©1997-2010 HypS

以下のデータを使用しています
 Graphic Design Copyright ©2011 せんたろ
 Opening Music Compose Copyright ©2012 Keishi Yonao

以下の外部ライブラリを使用しています
 X68k Sound Generator “X68Sound” Copyright ©1999-2002 m_puusan
 「MXDRVg」V2.00a Copyright ©2000-2002 GORRY.

パス指定

PDX検索パス

  • PCMデータの検索パスを指定します。
    曲データと同じディレクトリにファイルが見つからなかった場合には、ここで指定されたパスを順に検索します。検索は表示の上から順に行われます。
    検索パスの優先順位を変更したい場合は「上へ」「下へ」のボタンを使って上下を変更して下さい。
    曲データと同じディレクトリにPCMデータが置かれている場合は検索パスの指定は不要です。

演奏

演奏に影響があるオプションの指定を行います。

演奏制御

  • PCM8を使用する
    PCM8の使用有無を指定します。
  • 演奏終了後の余韻再生時間
    演奏停止後に無音とならない場合の余韻の演奏時間を秒で指定します。
  • 圧縮形式の解凍を試みる
    lzxにて圧縮されたmdx/pdxの解凍を試みます。
    lzxによる圧縮は自己解凍型の実装となっていますが、本ドライバではmc68000のコードを実行せずに独自実装の処理にて行います。
    すべてのデータの解凍が保証されるわけではありません。
  • 16y互換ループエミュレート
    mxdrv16yのループ処理をエミュレートします。

出力周波数

  • exMXDRVの出力周波数を指定します。サウンドカードが対応可能な周波数を指定して下さい。

表示・変換

タイトルの表示や、ドライバ間で扱いの異なるデータの変換方法の指定を行います。

表示制御

  • 全角記号を半角に置き換える
    DOS時代には固定幅ピッチで表示されていた文字はFMP7ではプロポーショナルフォントを使用して表示されます。
    しかし、多くのフォントでは全角記号(含む、全角アルファベット、数字)にはプロポーショナル情報が含まれていません。これらの文字を半角文字に置き換えることで自然な表示となります。

変換制御

変換は実際の演奏に影響を与えるものではなく、FMDSP7などで表示を行った際にどのように扱われるかの指定を行うものです。

  • 最大音量を127に揃える
    最大値が127でない音量を0~127の範囲となるように調整し変換します。
  • テンポをBPM計算する
    FM音源のTimer値で指定されたテンポ情報をBPM相当のデータに変換します。
  • PCMの音階を音色番号にも反映
    PCMパートの音階番号を音色番号にも反映させます。
  • 実出力値のFM音量を利用
    トレモロなどが反映された状態の音量を表示対象とします。

作者抽出

データ作成者名をコメント中から抽出します。

データ作者をあいまい抽出する

  • チェックがされている場合は下の登録キーワードの情報を元にして作者の名前の抽出を試みます。
    抽出出来なかった場合や、チェックがされなかった場合、データ作成者は「unknown」となります。

抽出条件リスト

  • キーワードの直後に記述された単語以降を作成者として抽出します。上から指定された順に優先され処理されます。

初期設定

注意

  • 本オプションはレジストリの操作を行うため、実行には管理者権限が必要となります。
    レジストリの状態によっては、この画面からでは正しく関連付けが行われない場合もあります。
    そのような場合にはエクスプローラーなどの関連付けを利用して行って下さい。

関連付け

  • 関連付けを行いたい拡張子のアイコンボタンを押し込みます。
    実行モジュールにすでに関連付けが行われている場合はボタンが押されている状態となります。
    登録は「実行」ボタンを押すことで行われます。そのままオプションウィンドウをキャンセルした場合や、「OK」「適用」のボタンを押しただけでは行われませんのでご注意下さい。

特殊関連付け

  • Windows Vista/7ではエクスプローラーが独自に関連付けの情報を持っており、この情報が優先して利用されるため通常の関連付け情報だけでは正しく起動が行えない場合があります。
    そのような環境の場合は「エクスプローラーの特殊関連付けを消す」にチェックをして「実行」を行うと指定した関連付けが行われることがあります。
    Windows XPでは本現象は発生しないため不要です。

拡張子一覧

  • 拡張子 データの意味
    .mdx MXDRV用の曲データ

 

更新履歴

1.01a

  • 公開

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